ターン運動シミュレーション体操

良い姿勢から良い運動!姿勢と運動のメカニズムがわかればスキーはもっとうまくなれる!

 

 アルペンスキーは全身運動。クラッシク・バレエのトップダンサーのように、つま先から指先まで神経を巡らせ、エレガントで力強い、ターン運動をマスターしましょう。

 スキー技術を上達させるためには、雪上練習を繰り返すことが、もちろん重要です。しかし、それだけでは十分ではありません。どこの筋肉を、どのような順番に使いながら力を発揮していくか、力の伝わっていくメカニズムを理解して鍛えていくことも必要です。うまくなるためには、スキル&フィジカル(技術と体力)の2つをバランス良く高めていくのがポイントです。

 我流&自己流のターン運動になってしまい、伸び悩んでいるスキーヤーはどうぞ奮ってご参加下さい。目からウロコが沢山落ちます。


レッスン概要

  • ①レッスンで撮影した動画を参考にして姿勢と運動を観察
  • ②レッスンで撮影した姿勢と運動を分析
  • ③姿勢と運動の課題(最大の欠点)を明確化
  • ④良い姿勢のメカニズムを理解後、シミュレーション体操処方します、実践してください
  • ⑤良い運動のメカニズムを理解後、シミュレーション体操処方します、実践してください

レッスン方法

  • レッスンは専用blogでおこないます。blog内に個々のページを作成、個々にレッスンを行います
  • 個々のページは受講者全員、閲覧できます。ライバルがどのような練習しているか分かります
  • 姿勢と運動の観察・分析:静止画、動画、動画(スローモーション)、で行い、山藤が動画で分かりやすく解説します
  • 観察と分析は別々におこないます
  • 個々に合わせた良い姿勢・運動のシミュレーション体操をテキストと動画で処方します
  • ①姿勢と運動のシミュレーション体操を動画撮影して送ってください。アドバイスします
  • ②ビデオ通話レッスン、対面レッスンも承ります。場所、日時は応相談。 *①②は無料
  • ①②は強制ではありません。マイペースで体操練習してください

シミュレーション体操について

  • シミュレーション体操プログラミング&処方はオーストリアスキー教程に順次ておこないます
  • 初歩動作・直滑降・プルーク・プルークボーゲン・斜滑降・横滑り・シュテムターン・パラレルターン(大小)・ストックワーク
  • 個々の練習環境、基礎体力、技術レベルを考慮して体操プログラミング&処方。マイペースで無理なく練習できます。

日程(6月10日〜9月30日)

  • 6月:良い姿勢(基本姿勢)・初歩運動、シミュレーション体操
  • 7月:プルーク・プルークボーゲン、シミュレーション体操
  • 8月:斜滑降・横滑り・シュテムターン、シミュレーション体操
  • 9月:パラレルターン(大中小)、ストックワーク、シミュレーション体操
  • 個々のペースに合わせレッスン予定は変更します、課題を一つ一つ確実にクリアしてください。

レッスン料・お申込・お問合せ

  • レッスン料:1ヶ月¥5,000−(ビデオ通話レッスン、対面レッスン料含)
  • 動画を送って頂ければ、どなたでもご参加できます
  • シミュレーション体操blog閲覧のみのご参加可
  • 6月10日以降のご参加も承ります
  • お申込、お問合せはメール又は090−6125−0592で承ります

参考資料 主に下記の項目にて良い姿勢、良い運動のシミュレーション体操を個々にプログラミング、処方します。

ターン運動の質評価

  1. ターン構造に準じてターン運動が行われているか
  2. 筋肉の収縮よ弛緩、ターン運動にリズムがあるか
  3. 足裏から始まる運動の伝導順次を守っているか
  4. エッジング運動に円い曲線的な流動があるか
  5. エッジング運動に弾性があるか
  6. ターン運動に先取りがあるか
  7. エッジング運動に正確さがあるか
  8. ターン運動が調和しているか

基本姿勢・板の乗り方

  1. 上下バランス
  2. 前後バランス
  3. 左右バランス
  4. 上体でのバランス保持

主要局面から終末局面

  1. 荷重ではなく加重しているか
  2. 角付け、サイドカーブを使っているか
  3. 回旋、ピボットさせながらトーションを使っているか
  4. 押し出し、板のフレックスを使っているか
  5. 支持基底面センターより前で重心が前後運動しているか
  6. 斜面調整、軸線平行を保っているか
  7. 板の長軸方向への運動が継続しているか
  8. 弧を切り上げているか

 

準備局面から切り換え始動

  1. 板の復元力を利用しているか
  2. 切り換え運動の順次性を守っているか
  3. 先行動作が正しくできているか
  4. 足裏で雪面の接触感を感じているか
  5. 始動で板が外方向に運動しているか

ストックワーク

  1. グリップの握り方が正しいか
  2. バランス保持に使っているか
  3. ブレーキ要素として突いているか
  4. 支持基底面を大きくするために突いているか
  5. ターン経過に合わせて突く位置を変えているか